【内窓リフォームは業者にお願いするべき?】そのメリットや業者選びのポイントについても徹底解説!

内窓・二重窓リフォームをする際に、どの業者にお願いしたらいいか分からないという方もいるのではないでしょうか。内窓リフォームを請け負っている施工業者は数多くあり、料金も施工会社によって違います。業者選びを間違ってしまうと、理想通りの施工ができないため、どの内窓を取り付けるかを決める時と同じくらい重要です。

そこでこの記事では、内窓リフォーム業者の選び方や、選ぶ際のポイントについて詳しく解説していきます。

内窓・二重窓リフォーム業者の選び方

はじめに、内窓・二重窓リフォームを行ってくれる業者は、どのように探せばいいのでしょうか。方法としては以下の3つがあります。

街の工務店やリフォーム屋さん

まずは地元の工務店やリフォーム店を電話帳で調べたり、内窓の設置ができるかどうかを直接店舗に行って確認する方法です。昔は一般的だった方法ですが、地元密着の工務店などが多く、地方に住まわれる方は、このような方法も手段となるでしょう。

ホームセンターで聞く

もしお住まいの近くにホームセンターがあれば、内窓リフォームの相談が可能です。ホームセンターは、各メーカーやオリジナルの内窓を販売しており、ホームセンター独自の割引きなども行われており、施工会社にお願いするよりも安く済む場合もあります。もし、工務店などが見当たらない場合や、ホームセンターで内窓を購入する際は、相談してみるのもいいでしょう。

インターネットを利用する

今一番利用されている方法はインターネットによる検索でしょう。スマホ一つで手軽にお住まいの地域だけでなく、その近隣や全国各地の工務店やリフォーム業者を、条件を入力するだけで簡単に見つけることができます。また、見積もりなども行える親切なサイトもあるのが特徴です。

内窓・二重窓リフォームを業者にお願いするメリット

内窓・二重窓は道具さえ揃えれば、自分で取り付けることができます。そのため、費用を安く済ませることや時間を気にすることがない理由で、DIYで内窓を設置する方が多くいます、しかし、達成感を感じたり好きなデザインの内窓を設置できる一方で、内窓本来の効果を発揮できない、しっかりと取り付けができない、思ったより取り付けに時間がかかるなどの問題点もあります。それらの問題点を解決できるのが工務店やリフォーム業者に依頼する方法です。

正確な取り付けと内窓・二重窓の機能の確保

長年使用している窓の外枠は、目に見えない程度に歪みが発生している場合があります。数ミリ単位の歪みを見極め取り付けるのは、素人ではとても難しいです。その点、リフォームのプロにお願いすれば、そのあたりも問題なく施工してくれます。

それは内窓の効果を発揮させてくれることにもつながります。歪みにより、自分で設置することはできたが隙間ができてしまうなどの問題が発生するケースがよくあります。もし断熱や防音などの効果を期待して設置するのであれば、隙間があることにより、内窓に期待する効果がまったく機能しなくなってしまいます。隙間なくぴったりと設置することは、内窓の効果を十分に発揮できることにもつながります。

1日で工事が終わる

サイズの採寸や取り付けなど、すべて業者が行ってくれます。DIYで取り付ける場合、採寸や組み立て、取り付けなど自分で行わなければならず、採寸をしっかりとったのに生みたての時にサイズが合わない、上手く取り付けることができないなど、思った以上に時間がかかり、結局あきらめてしまうというケースも非常に多いです。業者にお願いすれば、それらを1日で完了してくれるので、すぐに効果を実感できるでしょう。

また、どのような効果を期待して内窓を施工するかによって、それにあったガラスの提案もしてくれます。間違った商品選びをしないのも、業者にお願いするメリットといえるでしょう。

内窓・二重窓リフォームを業者にお願いするデメリット

内窓・二重窓リフォームを業者にお願いすることで、様々なメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。そちらも合わせてご紹介していきます。

デザインがシンプル

内窓メーカーで販売している内窓は、デザイン性というよりも機能性に特化した内窓になっています。そのため、おしゃれなものよりも、どんなお部屋にもマッチするシンプルなデザインのものが多くなります。DIYであれば、デザイン性に富んだ内窓を設置することもできるため、おしゃれな内窓を設置したいという方には、少し物足りないかもしれません。

手間がかかる

業者にお願いする際、リフォーム前に下見や採寸など何度か打合せをしなければならず、そのたびに自宅に業者を呼ばなければいけません。実際リフォームするまでの間に、数回そのような時間を取る必要があるので、それを手間と感じる方もいるかもしれません。

業者選びのポイント

内窓の取り付けを業者にお願いするといっても、数ある業者の中からどこを選べばいいか迷ってしまいますよね。内窓リフォームは決して安いものではありません。お願いするのであれば、親切丁寧で、満足できる施工をしてくれる業者を選びたいですよね。ただ一見するだけでは、その業者がどんな業者なのか検討もつかないはず。そこで、いい業者を選ぶためのポイントをいくつかご紹介していきます。

採寸の方法

内窓リフォームで一番大事なのが採寸です。歪みが歩かないかなど、しっかりとした採寸をするためには、上下左右4辺のサイズと、上下のちょうど中間地点の縦幅、左右の中間地点の横幅の2ヵ所の合計6ヵ所の寸法を測っている業者は、マニュアルに沿った丁寧な業者といえます。「そこまで測る必要があるの」と思うくらい採寸に時間を割いている業者もありますが、そんな業者はより丁寧で間違いのない業者といえます。

業者の中には手抜きで、採寸を縦幅と横幅だけの2ヵ所のみで終える業者もあります。これでは歪みにより、両サイドや上下のサイズが違ってしまっている場合、対応できなくなり、施工自体が手抜き工事のような感じになってしまい、内窓としての効果が得られない可能性があります。リフォームの中でも大事といわれている採寸をしっかり行っている業者は、信頼できる業者といっていいでしょう。

細部までしっかり確認している

内窓リフォームは、ただ窓本体を取り付けるだけでなく、既存の窓の鍵の大きさやサイズ、カーテンレールの位置、窓枠の四隅に歪みが生じておらず直角になっているかなど、いろいろな要素を踏まえた中で、正確な取り付けができます。それらを下見の段階でしっかり調査している業者は、内窓リフォームに慣れている業者といえるでしょう。採寸のみで、そのような細かい部分を確認していない業者は、施工の際にトラブルが起こる可能性があります。

オプションの説明

内窓を設置するためには、既存の窓の内側に、内窓を設置する50mm〜70mm程度のスペースが必要になります。もしこのスペースがない場合は「ふかし枠」という、内窓を設置するための枠を新たに設置する工事が必要になり、それに伴い「カーテンレールの設置」も必要になります。

実は業者の中には、この「ふかし枠」の説明をしてくれない場合が多いです。というのも、もし内窓を設置するスペースがない場合、「ふかし枠」を利用して内窓を設置するということが、一般的なものと思っているため、依頼者も当然わかっていることだろうと考える業者が多いんです。もちろん依頼者の中には、「ふかし枠」の存在を知らない方も多く、どんな窓でも内窓は設置できるものと考えている方も多いです。

そのため、見積もり書を見て、初めて「ふかし枠」の取り付け費用が掛かることを知る方も多いです。何の説明もないまま、いきなり見積もり書で費用を請求してくる業者は親切とはいえないでしょう。下見の段階で、「ふかし枠」の取り付けが必要ということを説明してくれ、それに対してどれだけの費用が掛かるのかを説明してくれる業者は親切な業者といえます。

事前に確認したいこと

ここまで、信用できる業者選びについて解説してきました。どこをポイントにしたらいいかお分かりいただけたと思います。ここからはさらに深堀りし、下見段階で業者に確認しておいた方がいいポイントをご紹介していきます。リフォーム前には、持っている悩みをすべて解消しておく必要があります。そのために、業者には下見段階で必要事項はすべて確認し、こちらの要望を伝えるようにしましょう。

追加工事の必要性

まずは、内窓を取り付ける以外の工事があるかどうかです。先ほども解説しましたが、内窓を取り付けるスペースがない場合の「ふかし枠」、「カーテンレールの移設・増設」など、追加で工事が必要な場合があります。ほとんどの場合、業者から説明があるでしょうが、もし何もない場合は、それらの確認をしておくことが必要になります。

窓枠の歪みについて

追加工事の必要性と似ていますが、窓の歪みについても確認しておくといいでしょう。数mm単位の歪みであれば問題なく施工してくれますが、長年使用している窓枠の場合、数cm単位で歪みが生じている場合があります。そうなると、スペンサーという乾燥材が含まれた、中空層の湿気を吸収する役割を担う器具を取り付ける必要があり、こちらも追加工事となり別費用が必要になります。そのため、窓の歪みがどれだけあるのかということを事前に確認しておくのがいいでしょう。

目的をしっかり伝える

何を目的として内窓を設置するのかを、しっかり伝えることは非常に大事です。それにより、使用するガラスの種類も変わるため、設置後に後悔しないためにも、どんな効果をもたらしてくれる内窓を設置したいのかということを伝える必要があります。そうすることで、どんな商品を選べばいいのかという提案をいくつかしてもらうことができるので、目的に合った商品を設置することができるでしょう。

リフォーム後に確認すべきポイント

業者選びも終わり、いざリフォームをしてもらってそれで終わりにしてしまってはいけません。工事後には、業者から本人立会いのもと、どのような工事が行われたかの説明と、完成した内窓を見ることになると思います。そこで業者から完成品の確認をしてほしいといわれることが多いですが、内窓の素人からしてみれば何を確認すればいいのかわからず、適当な返事を返してしまうということもあります。

そこで、工事終了時の立ち合いの際に、確認するべきポイントをご紹介していきますので、実践するようにしましょう。

内窓の傾き

まずしっかりと内窓が設置されているかどうかを確認するため、数cm内窓を開けてみましょう。その際に、上と下の開き具合が同じかどうかを確認します。もし開き具合が違えば、歪みが生じたままということになり、内窓としての効果は期待できません。もし数cmで分からない場合は、いっぱいに開いてみるなどして確認してみるといいでしょう。

鍵の確認

次に鍵です。内窓の鍵のかかり具合を確認しましょう。上手くかかるかどうか、鍵をかけた状態で窓が左右に動かないかどうかなど、必ず確認するようにしてください。もし問題がある場合は、再度調整をしてもらうようにしましょう。ちなみに、内窓の鍵は通常の窓より少し固めの方がいいでしょう。

カーテンレール

もしふかし枠を取り付ける工事をした場合は、カーテンレールの移設がしっかりされているかを確認してください。もししっかり行われていなければ、カーテンが枠に触れてしまうので、再度注文するようにしてください。

内窓・二重窓リフォームを行う前にやっておくこと

業者に工事をお願いした際、工事を円滑に行ってもらうために、事前に行っておくと喜ばれることがありますので、いくつかご紹介していきます。

・設置箇所付近の物を移動しておく

・カーテンの取り外し

・簡単に掃除を行う

業者も細心の注意を払って工事を行いますが、もし窓まわりにものがあると、誤って破損させてしまうことがあります。工事に集中してもらうためにも、窓周辺のものは移動しておくと円滑に工事が行えるでしょう。

またカーテンも工事の邪魔をするものです。あえて業者側からこうしてほしいという要望はありませんが、あらかじめカーテンを取り外しておくという気遣いは、業者にとってうれしいもので、気持ちよく作業してもらえるでしょう。

簡単な掃除もできればしておくといいでしょう。このような小さな気遣いは、業者にとって気持ちのいい作業を行ってくれるための気遣いになり、依頼者に対し好印象を持ってもらえた中で工事をしてもらえるので、メリットしか生まれません。もし時間があれば、リフォーム前に行っておくことをおすすめします。

内窓・二重窓リフォーム業者を見つけるにはこのサイトを利用しよう!

最後に、内窓・二重窓工事を行う業者さんが探せるサイトをいくつかご紹介していきます。業者選びをする際の方法として役立ててください。

家仲間コム

家のリフォームに関する情報を発信している家仲間コム。訪問者数が30万件以上あり、リフォーム会社紹介サイトの中でも、一番の実績があるサイトといえます。全国各地のリフォーム会社、約2000件が登録されており、お住まいの近くにあるリフォーム会社を検索することができます。さらに、口コミも多く掲載されており、みんなのおすすめ率などで、施工会社のおすすめ度が分かるので、いい業者かどうか判断しやすいのも特徴です。

家仲間コム

ゼヒトモ

事業者と個人を繋ぐプラットフォームとして、サービスを提供したい側とサービスを受けたい側をマッチングしてくれるサイトです。数多くの業者が多く登録しており、お住まいを入力するだけで、AIがおすすめの業者をピックアップしてくれるという、まさに現代版検索サイトといっていいでしょう。

ゼヒトモ

リフォーム評価ナビ

満足のいくリフォーム工事を実現するために、必要なあらゆる情報を掲載してくれているリフォーム評価ナビ。一般財団法人が運営するリフォームのポータルサイトで、公正で中立な立場に立ち、充実した会社情報や口コミをもとに、理想のリフォーム会社を自分で探して、選べるサイトです。全国各地のリフォーム会社が掲載されているので、希望に合った業者を見つけることができるでしょう。

リフォーム評価ナビ

くらしのマーケット

みんなのマーケット株式会社が運営しているサイトで、暮らしにまつわる300種類以上のサービスを掲載しているサイトで、内窓リフォーム業者も数多く掲載しています。口コミや料金で比較して選ぶことができるため、初めての方でも分かりやすく、いい業者を選びやすいサイトの一つです。

くらしのマーケット

まとめ|業者にお願いするのも一つの手段!

この記事では、内窓・二重窓リフォームの際にもっとも重要となるリフォーム業者の選び方について解説してきました。

業者にリフォームをお願いすることで、正確な施工を行ってくれるため、本来の目的をしっかりと機能させることができるでしょう。ただし、中には手抜き工事を行う業者もあるため、業者選びはとても重要です。いい業者を選ぶためのポイントをしっかり抑え、慎重に選ぶようにしましょう。

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