【内窓DIYすることができる?】DIYするときの注意点や手順についても徹底解説!

内窓・二重窓を取り付ける際、業者にお願いすると費用が掛かるからという理由で、自分で取り付けできないかと考える方もいるのではないでしょうか。実は、内窓は意外と簡単に付けられることから、DIYで設置する方も多くいるんです。必要なものはドライバー1本。DIY初心者でもスムーズに取り付けを行うことができるでしょう。

そこでこの記事では、内窓を自分で取り付けるときの注意点や、手順についても詳しく解説していきます。

内窓・二重窓をDIYするときの注意点

まずは内窓を取り付けるときの注意点から解説していきます。取り付けは簡単に行うことができますが、それ以外での注意点が多いので、しっかり把握しておかなければ結局失敗ということになるので気を付けましょう。

取り付けスペースを確認する

はじめにあげられるのが取り付けスペースです。内窓を取り付けるには70mm程度の余裕が必要になります。これは、樹脂製の枠を取り付ける際に必要になるスペースで、通常の出窓などでは子尿なスペースは見受けられますが、一部に腰高窓では、そのスペースがない場合があります。内窓をDIYする際には、このスペースが確保できているかしっかり確認するようにしましょう。

カーテンがあるかどうか

窓にはカーテンがつきものですが、もし既存で付けられているカーテンレールが、内窓の取付を邪魔するようであれば、木材など別のものをあてがい持ち出す必要があります。カーテンレール自体を調整できるようなものであれば問題ないですが、そのようなものでなければ、カーテンレール自体の位置を自分で変えなければいけません。

もちろん、手間がかかるのでカーテンはつけないという方法もありますが、部屋の中が丸見えになってしまいます。特に夜は、人の行き来が見えてしまい、防犯上という点からもおすすめできません。

窓開口部分を確認する

内窓を取り付ける際に開口部分のサイズを測らなければいけません。その際、長年使用している窓であれば、若干の撓みが生じている場合があります。そうすると、計測したサイズでは足りなくなってしまう恐れがあります。例えば、以下のような状況が生じるケースがあります。

右:2000mm

左:2010mm

中心:2020mm

この場合、発注する内窓は2010mmにするのがいいでしょう。2000mmや2020mmの内窓を購入してもいいですが、そうなると20mmの差が生じているため、できないことはないですが調整が難しくなります。その点2010mmを選ぶと、差が10mmしかないため、特に調整などはしなくても設置することができるでしょう。

ガラスを選ぶ

内窓をDIYする際に一番大事になるのがガラス選びです。内窓を設置する目的としては、防音や断熱、結露を発生しにくくさせるという効果を期待するためです。

ガラスにも、目的に合わせた様々な種類があるため、間違ったガラスを選んでしまうと、期待する効果が発揮できなくなってしまう恐れがあります。そのため、何を目的に内窓を設置するのかによって選ぶがr巣が違うということを覚えておきましょう。

内窓・二重窓をDIYするメリット

それでは内窓をDIYするメリットをご紹介します。大きく以下の2つがあげられます。

格安で内窓を設置できる

まず一番は、業者にお願いして内窓を設置する場合と比べ、格安で設置できるという点です。業者にお願いすると、材料費以外にも業者に支払う施工費用が必要になります。その点、DIYの場合であれば材料費のみとなるので、費用をあまりかけずに内窓を設置することができます。

自分の自由な時間で設置できる

業者にお願いした場合、工事の日程調整や工事日にはその場にいなければいけないなど、何かと手間がかかってしまいます、しかしDIYの場合、そのような煩わしい調整が必要なくなり、自分の好きな時間に作業ができるというのも大きなメリットでしょう。

内窓をDIYするデメリット

メリットがある一方、デメリットも存在しますのでご紹介していきます。

サイズを自分で測る必要がある

発注する内窓のサイズを自分で測らなければいけないという点があります。通常であれば、プロ業者が測ってくれるため、間違いがほとんどないですが、特にDIY初心者の場合、計測ミスを犯してしまう恐れがあります。万が一サイズの計測ミスがあると、購入した内窓が無駄になってしまうので、気を付ける必要があるでしょう。

相談できない

内窓は簡単に設置できるとはいえ、やはり一人で取付を行うのは不安なものです。もし、作業段階で分からないことがあったとしても、誰かに聞くことができないため、途中で断念しかねません。

内窓をDIYする手順

それでは、ここからは実際に内窓をDIYする手順を解説していきます。内窓をDIYできるかどうかの確認も怠らず行っていきましょう。

材料を購入する

まず、内窓をDIYするための材料を購入します。必要な材料は以下の通りです。

・メジャー

・ノコギリ

・カッター

・両面テープ

・カブセ

・レール

・ガラス

この程度の材料があればいいでしょう。自宅にあるようなものではなく、DIY用の材料を購入するのがいいでしょう。大体6000円〜7000円程度で購入できます。

設置するガラス窓と、それをはめて動かすためのレールが必要になります。また、たわみを起こさないためのカブセを用意するのも忘れないようにしましょう。

いざDIY実践!

材料がそろったらいざ実践です。順を追ってご紹介していきます。

内窓を設置できるかどうかの確認

まずは内窓を設置できるスペースがあるかどうかを確認しましょう。既存の窓の内側に、レールを貼り付ける余裕があれば問題ありません。

完成までの手順

内窓を設置するスペースがあれば、いよいよ取り付けを行っていきます。手順は以下の通りになります。

①窓枠の手前に合わせて、両面テープを使用しレールを付ける。取り外した際に跡にならないよう両面テープを使用するのがいいでしょう。

②次に、購入しているガラス窓をレールにはめる。動きをスムーズにするためにガラス窓の上下をくるむように養生テープを使用するのもいいでしょう。

③ガラス窓の開閉するあたりにカブセをはめ、たわみ防止を行う。

ここまで行えば設置完了です。あとは、スムーズに開閉できるか、サイズはぴったり合っているかを確認し、問題なければ終了になります。

費用を安く収めたいならポリカーボネートがおすすめ

もし内窓の設置の費用をさらに安く収めたいと思っているのであれば、ガラスの代わりにポリカーボネート材を使用するのがおすすめです。

ポリカーボネート材は、エクステリア製品に多く使用されている材質で、衝撃に強く採光性があるプラスチック素材です。非常に軽いので持ち運びも簡単にでき、窓のサイズにあわせてカットする際も簡単に行うことができます。ポリカーボネート材には、フラット板・中空板・波型板の3種類あり、それぞれに特徴がありますが、もし内窓に利用するのであれば、断熱性のある中空板がおすすめです。

プラスチック素材と思われるでしょうが、丈夫で長持ちする素材なので、内窓としての役割をしっかり果たしてくれますし、何より格安で購入できるのが大きなメリットです。

まとめ

この記事では、内窓・二重窓のDIYの方法や注意点について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

難しそうに思える内窓のDIYですが、材料さえ揃えれば誰でも簡単に設置することができます。しかし、万が一のミスも考えられるので、設置する際は注意するようにしましょう。業者に依頼するよりも、半額以上安い費用で設置することができるので、もし費用を安く抑えたいという方は、ぜひチャレンジしてください。

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