【内窓・二重窓 メリット】メリットが盛りだくさん!内窓リフォームで誰もが暮らしやすい生活を手に入れよう!

おうちのリフォームで人気を集めているのが内窓・二重窓です。ただ、どんなメリットがあるのかよくわからないという方も多いでしょう。内窓のことをよく知ることで、我が家でも設置してみたいと思う方がさらに多くなるかもしれません。

そこで本記事では、内窓・二重窓のメリットについて詳しく解説していきます。

内窓のメリットとは?

皆さんは内窓・二重窓にどんなイメージをお持ちでしょうか。ただ窓が2枚あるというわけではありません。内窓には、暮らしやすさを向上させるためのメリットがいくつもあるんです。早速、内窓のメリットを6つご紹介していきます。

断熱性能が向上

内窓にはお部屋の内外から暖かい空気や冷たい空気を遮断する効果があります。そのため、夏は外からの暖かい空気がお部屋に流れ込まず、冬は暖房などで温めたお部屋の空気が外に逃げ出しません。そのため、1年を通して快適な生活を送ることが可能です。

結露が抑制される

冬になると、窓の結露に悩まされる方も多いでしょう。これは、室内の温度と外の気温差によって生じるもので、ご家庭によっては窓の下が水浸しになってしまったり、カーテンがびしょびしょになってしまっているというところもあるでしょう。

また、結露はダニやカビの原因にもなり、衛生的にもよくないものなんです。既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付けるため、お部屋の内外の温度差を生じさせることが少なくなるため、これまでのような結露を減少させることができます。

防音効果を得られる

普段生活していると、車の音や話し声、ペットの鳴き声といった騒音に悩まされる方もいるでしょう。そのような騒音を遮断してくれるという効果もあります。騒音はdB(デシベル)という単位で表されますが、通常の生活では55dB程度が普通レベルといわれており、交通量の多い場所や大声の話し声などは65dB~85dB程度の騒音といわれ、生活するにはうるさいと感じるようです。

しかし内窓・二重窓を設置することで15dB~40dBまで下げる効果があります。人間の耳は10dB下がると、音が半減して聞こえるといわれています。それだけ内窓には防音効果があるということです。

防犯対策になる

最近は物騒な事件も増えてきていますよね、空き巣被害なども多く報告されていますが、それらの防止に役立つのが内窓・二重窓なんです。内窓があることにより、2枚のガラスを割らなければ侵入することができません。

万が一侵入者が来たとしても、1枚目のガラスを割った時点で気が付き、2枚目のガラスを割っている間に、通報したり避難するなど対応することができます。また、空き巣などの犯罪を犯す犯罪者の心理として、2枚のガラスがある家は、侵入するのを敬遠しがちになるといわれています。そのため、内窓を設置することは、防犯対策にも大いに役立ちます。

省エネ化ができる

先ほども解説しましたが、内窓・二重窓に断熱効果があるということは、冷暖房の使用頻度が減り省エネ化にもなります。そうなることで電気代も節約され、これまでかかっていた電気代が減少するでしょう。実は内窓リフォームは省エネリフォームに位置付けられています。

省エネリフォームは国で定めたリフォームする際の補助金制度に該当するため、もし内窓リフォームをお考えの場合は、補助金を受けられる可能性があるので、各自治体にお問合せしてみるといいでしょう。

部屋のイメージチェンジ

内窓の外枠、つまりサッシの部分ですが、カラーバリエーションがとても豊富なんです。ホワイトやアルミをはじめ、ブラック、木目など、多くの中から選ぶことができます。サッシの色が変わるだけで、お部屋の雰囲気はがらりと変わります。お部屋のイメージをちょっと変えたいな、という場合は、サッシの色を変えてみるのもいいかもしれないですね。

内窓・二重窓のデメリットとは?

ここまで内窓を設置するメリットについて解説してきましたが、デメリットもいくつかありますのでご紹介していきます。

価格が高い

内窓は、性能が高くなればなるほど価格が高くなります。10年前くらいまでは、特殊な加工を施していない1枚ガラスが主流だったため、一定の価格で販売されていた内窓ですが、ここ数年で、内窓メーカーの開発が格段に進み、性能を追求した商品が多くなりました。その分、価格は上昇し、高いものであれば100万円近いものまであります。そのため、えらb商品によっては、相応の費用を準備しなければいけません。しかし、先ほども解説しましたが、内窓リフォームは補助金を受けることが可能です。安く費用を抑えたいという場合は、この補助金制度を活用することをおすすめします。

掃除がしにくい

一枚だった窓が2枚になるということは、その分掃除する量が2倍になるということです。また、窓は掃除がしにくく、サッシの間に溜まった汚れを落とすのはとても大変です。その労力が2倍必要になるということになります。

窓の開け閉めが面倒

慣れれば問題ないかと思いますが、これまで1枚だけでよかった窓の開閉を2度行う必要があります。時間にすれば数秒なので、デメリットとはいえないデメリットになりますが、不便に思う方もいるでしょう。

内窓・二重窓リフォームにはどのくらいの費用が掛かる?

ここまではメリットデメリットをご紹介してきました。どのようなメリットがあるかをお分かりになり、実際設置してみたいという方もいるとは思いますが、気になるのは費用ですよね。

内窓リフォームは、取り付けるガラス素材や大きさによって費用が変わってくるんです。そのため、大体このくらいという目安を提示するのが難しいですが、一般的なご家庭の内窓リフォームには5万円〜12万円程度になります。ただ、あまり安さばかりに目が行ってしまうと、本来の目的を果たすことができなくなるため、まずは、求めている効果を発揮できる内窓を設置することを最優先に考えるのが大事です。

内窓・二重窓 費用を安く抑えるためのポイント

内窓・二重窓自体の費用は、どのメーカーもほとんど変わりませんが、問題となるのは施工会社です。どこに依頼しても変わらないと考えているのであれば大間違いです。施工会社によって費用は変わってきますし、費用だけでなく仕上がり自体も変わるといわれています。金額も高いうえ仕上がりもイメージと違うなんてことになれば本末転倒です。

そうならないためにも2〜4社程度から見積もりを出してもらい、それを比較することで施工会社を決めるといいでしょう。また仕上がりイメージを施工前に確認できる業者もあります。仕上がりを気にされるのであれば、そのようなサービスを行っている施工会社を選ぶといいでしょう。

補助金制度を活用しよう

何度もお伝えしてきた通り、内窓・二重窓リフォームは省エネリフォームとして補助金を受けることができます。補助金を受けるためには、役所に提出する書類が数種類必要になるので、手間はかかりますが、半額程度の料金でリフォームすることが可能です。もし費用が半分になるならそれに越したことはないですよね。できる限り安く費用を抑えたいということであれば、補助金制度は活用すべきでしょう。

必要書類については、各自治体にお問合せし、何が必要か確認するようにしてください。

内窓・二重窓 取り付けにかかる日数は?

次にリフォームにかかる日数です。あまりにも日数がかかるのであれば、リフォームの間の仮住まいの手配などもあるため、ちょっと考えてしまいますよね。リフォームというと、に数がかかりそうとお思いの方もいると思いますが、内窓リフォームに関しては、半日から1日で終わります。しかし、多くの窓をリフォームしたいと考えている場合は、それ以上の時間がかかる可能性があるため、施工会社と打合せをし確認するのがいいでしょう。

数時間の工事で完了することもある

リフォームの中でも時間のあまりかからない内窓ですが、大手メーカーになれば、商品を取り付けて終わりという商品などもあるため、1時間程度で終わってしまうという場合もあります。設置する場所や大きさにもよりますが、施工にあまり時間をかけられないという方は、そのような商品を考えてみてもいいかもしれないですね。

施工会社に依頼してから完成するまでの流れ

それでは、実際に施工会社に依頼するところから完成するまでの流れを簡単に解説していきます。以下のような流れで進めていくといいでしょう。

①申込み

②採寸と部屋の環境を確認

③内窓の取り付け施工

④完成・引き渡し

簡単にこのような流れになります。まずは、実際に施工会社の方に来てもらい、どこにどのサイズの内窓を設置するのかを確認してもらいます。この段階で、施工にどのくらいの時間がかかるのか確認することができるでしょう。その時間により、いつから施工開始にするか決めるといいでしょう。また必要は費用は大事になります。一度見積もりを出してもらっている場合でも、業者によっては別料金を提示してくる場合があるので、再度確認するようにしてください。もし当初の見積もりと金額が違うようであれば、依頼するのをやめてもいいでしょう。

内窓・二重窓 最大のメリットを得るには素材選びが大切

内窓・二重窓を付けて効果を得るためには、素材選びがとても重要になります。内窓だったらなんでもいいという考えは、求めていた効果を得られない可能性があります。特にガラスの選択を間違えると大変なことになってしまいますので、それぞれどんな効果があるのか知っておくことが大切になるでしょう。改善したいことと照らし合わせてガラス選びはするようにしましょう。

単板ガラス

もっとも一般的なのが単板ガラスです。既存の窓ガラスにも使用されていることが多く、1枚のガラスで構成されており、特に加工もされていないため、断熱効果や防音効果、結露減少や防犯対策などの効果を期待することはできません。

複層ガラス

複層ガラスはペアガラスとも呼ばれ、2枚のガラスを1枚に合わせて作られたガラスです。この2枚のガラスの間には、薄い空気層があり、これにより断熱効果を期待することができます。それにより結露減少効果にも役立ちます。しかし、防音効果は期待できないので、外からの騒音を防ぎたいという方には不向きなガラス素材といえるでしょう。

合わせガラス

合わせガラスは、2枚のガラスの間に中間膜を施し、1枚ガラスに仕上げたものです。中間膜の働きにより、防音効果や防犯対策にも役立つガラスになっています。しかし、断熱や結露減少には効果を発揮しないため、それらを目的としている場合は選ばない方がいいでしょう。

真空ガラス

真空ガラスは、2枚のガラスの間に真空層を作り上げ1枚のガラスに仕上げたガラスです。真空ガラスは防犯対策以外に効果を発揮してくれるため、断熱・防音・結露減少に安田ケチという方におすすめです。しかし、費用が高くなるため、ある程度の予算は準備する必要があります。

和室におしゃれな内窓・二重窓

もし和室の窓をリフォームする時には、和室にピッタリの和紙調・和室用の内窓がいいでしょう。和室をモダンに仕上げてくれるうえ、光もしっかりと取り入れてくれるので、お部屋が暗くなることはありません。また格子柄の内窓もあるので、和障子の代わりにもなるんです。室内が快適で過ごしやすくなるだけでなく、インテリアとしても抜群の効果を発揮してくれますよ。

内窓・二重窓リフォームを行う際の注意点

最後に内窓・二重窓リフォームをする際の注意点についてご紹介していきます。こんなメリットがあるなら設置してみたいと思っても、ここで紹介する注意点を知らなければ、リフォーム自体が失敗に終わってしまうという可能性もあります。最低限これだけは注意してほしいという項目を5つご紹介していきますので、必ず確認するようにしてください。

設置できる箇所かどうか

内窓・二重窓を設置したいとおもっても、どのご自宅でも設置できるわけではありません。内窓は、既存の窓の内側に、もう1枚の窓を設置するリフォームです。そのため、既存の窓の内側に、内窓を設置するためのスペースがない場合、設置はできません。

少なくとも70mmのスペースは必要になります。このスペースがあるかどうかを確認するようにしましょう。また、内側に開くタイプの窓も設置することはできません。内側に開くタイプの窓の場合、新しく設置した内窓にぶつかってしまいます。そのため、そのようなタイプの窓にも設置することはできません。

共用部分になっていないか

マンションにお住まいの方への注意になりますが、マンションのリフォームは窓に限らず、独断で行うことができません。必ずマンションの所有者に確認する必要があります。多くの場合は、所有者の専有部分として所有者判断でリフォームしてもいいかどうかの返事をもらうことができますが、稀に所有者判断ができず管理会社に話を通さなければいけない可能性もあります。

そのため、マンションの管理会社に問い合わせて、窓部分が共用部分になっていないかを確認する必要があります。もしこの手間が面倒であれば、初めから管理会社に問い合わせてリフォームが可能かどうかを確認するのがいいでしょう。

内窓・二重窓 DIYで失敗することも

費用を抑えたいという理由から、内窓・二重窓 DIYで取り付けたという方もいるのではないでしょうか。内窓は、必要な材料を購入すれば自分で設置することが可能です。特に難しいことがなく、女性でも取り付けることが可能です。

しかし、一見しっかり設置されているように見える窓ですが、若干のゆがみが生じている場合があります。これは素人目にはなかなかわかりづらいものです。もしゆがみが生じている場合は、内窓をDIYするのは素人には非常に困難といえるでしょう。

せっかく道具も揃えたし頑張ってみようと作業をした結果、失敗してしまっては、さらに悪い状況になってしまい余計に費用が掛かる可能性があります。そのため、取付を失敗したくないと思うのであれば、専門業者にお願いするのがいいでしょう。

目的に合っているかどうか

内窓・二重窓には多くのメリットがあります。その中から、どのような効果を期待して内窓を設置するのか、明確な目的をはっきりさせましょう。何となくよさそうだからという理由で設置してしまっては、意図する効果を得られない可能性もあるので目的ははっきりさせ、それに合った内窓を購入・設置することが大切です。

一ヵ所だけの内窓・二重リフォームはダメ

内窓・二重を設置し、断熱や結露などの効果を発揮させたいと思う場合、同じ部屋に複数の窓がある時は、一ヵ所ではなくすべての窓のリフォームをする必要があります。一ヵ所だけ行っても、他の窓で結露など同じようなことが起こるでしょうし、断熱や防音などの効果も得ることはできません。同じ部屋だけでなく、もしかしたら、その近辺の窓のリフォームが必要な場合もあります。そのためリフォーム前には、どの窓をリフォームするのかをしっかり決める必要があります。

まとめ

この記事では、内窓・二重のメリットについて解説してきました。

内窓についてよく知らなかった方も、内窓の効果を分かっていただけたのではないでしょうか。生活するうえで、お悩みを抱えているご家庭も多いと思います。結露やお部屋の冷え込み、外からの騒音に困っているなど、何が理由かわからないという場合は、窓に問題がある可能性があるということです。それを解消してくれるのが内窓です。それまでの悩みを解決してくれるだけでなく、過ごしやすい空間を提供してくれますよ。

内窓一つで解決できる問題をお抱えの方は、ぜひ内窓・二重リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。劇的に過ごしやすい環境になりますよ。

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