【吹き抜けに内窓を取り付けて問題を解決!】吹き抜けに内窓リフォームをするメリットや実例コーデもご紹介!

開放感があり、家を新築するときの憧れとなっているのが吹き抜けです。お部屋全体が明るく広く見え、おしゃれになることもあり、人気となっていますよね。その一方で、光熱費がかかりやすく、騒音が気になるという問題点もあります。そんな時に役立つのが内窓なんです。

そこでこの記事では、吹き抜けに取り付ける内窓・二重窓の効果について詳しく解説していきます。

吹き抜けのメリット

まずは新築時に人気の吹き抜けのメリットについてご紹介していきます。

解放感がある

一番の大きなメリットは開放感です。本来あるはずの壁や天井がない分、家の中が広く感じることができ、吹き抜け部分の壁に窓を取り付けることで、取り入れた光が家いっぱいに広がり、明るく感じることができます。また、吹き抜け部分の壁に絵画や、天井にファンなどを付けることでおしゃれに演出することもでき、楽しくておしゃれな家として、毎日の生活が有意義に感じるでしょう。

別階にいる家族に声掛けできる

吹き抜けになっているため、2階にいるお子様などに声掛けするのが簡単です。これまでのご家庭では、わざわざお部屋に呼びに行かれる場合が多かったですが、吹き抜けは1階のリビングやキッチンから、声をかければ、2階まで聞こえるので、お食事やお出かけの際、お子様の勉強状況の確認など、1階に居ながらにして確認できるというのも大きなメリットです。

吹き抜けのデメリット

吹き抜けには、大きく2つのデメリットがあるのでご紹介します。

騒音が気になる

普段はあまり気にならないかもしれませんが、自宅でテレワークなどのお仕事中の場合や勉強中の時など、1階からの物音がすべて筒抜けになっているので、うるさいと感じてしまう方もいるでしょう。家族に声掛けできるというメリットがある分、生活音は意外とうるさいもので、それらの音は2階の部屋のドアを閉めていてもかなりの音量で聞こえてくるため、気になってしまいがちです。

光熱費がかかる

吹き抜けになっているということは、その分広い範囲の空気を温めたり冷やしたりしなければいけません。エアコンを利用している場合、通常よりも長い時間をかけなければ、お部屋の中が快適な温度にならないので、光熱費は一般的な金額よりも高くなります。

一般的な対策とは?

これらのデメリットを解決するために、よく取り入れられているのが防音シートです。ホームセンターなどに売っている防音シートを取り付けたり、きれいに貼り付けるため業者にお願いするケースもありますが、効果としては完ぺきとはいえないでしょう。そこで多く取り入れられているのが内窓になります。

デメリットを解決する方法は内窓・二重窓

吹き抜けの最大の魅力は開放感です。吹き抜けを塞いでしまう方もいるようですが、これでは、開放感が完全になくなってしまいます。しかし、内窓をとりつけることで、開放感を保ちつつ、防音や光熱費節約もできるようになります。

吹き抜けの内窓というのは、吹き抜けと2階の間の大きなスペースに窓を設置することをいいます。かなり大掛かりなイメージをお持ちになると思いますが、吹き抜けを塞ぐ工事は100万円前後の費用が掛かるのに対し、内窓の設置は10万円前後でリフォーム可能です。

内窓を設置してしまったら、1階と2階の間がつながることができないと思われるかもしれませんが、そうしたい場合は、窓を開放すればいいだけです。これで防音や光熱費を抑えることができるだけでなく、見た目なども特に気にならないので、気に入っていたデザインが損なわれることもないでしょう。

吹き抜けへの内窓・二重窓取り付け工事について

吹き抜けへの内窓取り付けについては、DIYのように自分で設置するのは危険ですし困難です。そのため、業者にお願いして取り付けるのがいいでしょう。そこで内窓を設置するための依頼先について解説していきます。

工事の依頼先

内窓リフォームは、「ハウスメーカー」「リフォーム業者」「窓工事専門業者」の3つが依頼先としてあげられます。

まずハウスメーカーですが、基本は家の建築に携わっている会社です。自分たちで設計されている建物でしたら、上手に取り付けてくれるでしょうが、仕事は委託することが多いので中間マージンを取られ、必要な費用も高くなります。これはリフォーム業者にもいえることです。そのため、この2つの依頼先については、費用が高くなるという観点から、あまりおすすめできません。

その一方、窓工事専門業者については、自社一貫工事が一般的なので、中間マージンがかからず、ハウスメーカーやリフォーム業者と比べても半額程度の料金で工事が可能です。窓工事専門業者を探すのが大変そうと感じる方もいると思いますが、どの街にも地域密着でエクステリア専門の施工会社があります。「吹き抜け 内窓 街の名前」で調べれば、いくつかの窓工事専門業者がみつかるはずです。

吹き抜けへの内窓・二重窓の設置効果とは?

それでは、吹き抜けに設置した内窓によって、実際どのような効果が得られるのでしょうか。まず、最大のメリットである開放感はそのままだということはお分かりいただけたと思います。その他にも、デメリットである防音や光熱費減少にもしっかり役立ってくれます。

防音

内窓がない時には聞こえていた1階からの生活音は無音になります。これは、期待以上と思われる方が多いようですね、お仕事や勉強も集中してできるようになります。

光熱費(省エネ)

それまで、1階と2階のスペースのほとんどを温めたり冷やしたりしなければいけなかったのが、内窓により、1階と2階を遮断して利用できるようになるため、温めたいフロア、冷やしたいフロアというように使い分けできるようになります。その分、光熱費については三分の二〜半額程度になるようです。

吹き抜けにおしゃれな内窓をコーディネート!実例紹介

それでは、最後に実際に吹き抜けに内窓を設置した実例を見ていきましょう。おしゃれにコーディネートされた家ばかり。ぜひ参考にしてください。

内窓もおしゃれにコーディネート

大きな内窓を取り付けていますが、おしゃれな感じがにじみ出ていますよね。内窓も一つの窓として扱い、カーテンや緑をあしらい、1階から見ても清潔感とおしゃれな感じが伝わってきます。また内窓カラーを、家の壁や天井カラーと合わせているので、抜群の統一感がありますね

コンパクトな内窓で可愛らしい雰囲気

こちらの家の吹き抜けには、小さな空間があったようですが、そこに小さな内窓を設置したケースです。このようなデザインの家も多いですよね。これくらいの空間でも、デメリットは発生するもの。それを、内窓によりしっかりカバーしています。景観も損なうことなく、逆に開き窓のタイプにしたことでおしゃれな感じがしますね。

童話のような内窓リフォーム

こちらも同じタイプの内窓リフォームです。家のカラーであるホワイト色に合わせた内窓のカラーとなっています。ガラス面を数ヶ所設けた内窓になっているので、閉めても開いてもいいアクセントになっていますよね。まるで、童話の世界に登場するような内窓ですね。

木目の外枠で落ち着いた雰囲気に

こちらは2階からの内窓風景ですね。内窓の外枠を木目にしていることで、シックでモダンな雰囲気に仕上がっています。これであれば、和洋関係なく、どんな家のタイプにもぴったり合いそうですね。

和洋のコントラストが美しい

木目の天井に、洋柄の壁紙にぴったりの内窓ですね。外枠をブラックにすることで、どちらのタイプにもあった内窓になっています。洋風の家にはこのような内窓が似合っています。

まとめ

この記事では、吹き抜けに効果を発揮する内窓・二重窓のメリットについて解説してきました。

おしゃれで開放感があることから人気の吹き抜けですが、音がうるさかったり、光熱費がかさんでしまうなどのデメリットがありました。内窓はそれらを景観を損なうことなく補ってくれるリフォームです。また効果も抜群なので、防音効果や光熱費の問題を解決したいと思っている方は、内窓がおすすめです。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です