【内窓をステンドグラスにするメリットとは?】取り付けに必要な期間や費用についても徹底解説!

人気の内窓・二重窓リフォームですが、その機会に内窓をステンドグラスにされる方も多くいます。幻想的で洋風な印象を与えるステンドグラスは憧れますよね。もしステンドグラスがあったら、素敵な家になると思いませんか。

そこでこの記事では、内窓をステンドグラスにするメリットや、リフォームに必要な費用などについても解説していきます。

ステンドグラスとは?

ステンドグラスは、よく教会などで見かけるイメージですよね。一枚一枚カットされた色付きのガラスを何種類もつなぎ合わせ、絵や模様を作りだしたものをステンドグラスといいます。インテリア性の高いアイテムとして、教会などだけでなく一般家庭の窓ガラスとしても使用されています。

内窓・二重窓にステンドグラスにするメリット

内窓にステンドグラスを使用した場合のメリットをご紹介していきます。

美しいデザイン

なんといってもステンドグラスの美しさは、他のどんなものにも代えがたい魅力があります。一つとして同じものがなく、デザイン性に優れていることから、おしゃれな空間を演出してくれます。玄関やリビングに設置されることが多く、家の中からだけでなく外から見てもその魅力を十分に感じることができます。

プライバシー性の高さ

ステンドグラスは色つきのガラスを多く使用しています。そのため、一般的な透明なガラスと違い、外から家の中を見ることができないため、プライバシーを守ってくれるのにも役立ちます。また、採光性も通常のガラスと同じなので、部屋が暗くなってしまうこともありません。

強度も抜群

一般的な窓にステンドグラスを使用する場合は、強度に難がありますが、内窓に使用する際は、そのほとんどがペアガラスというガラスを使用しています。ペアガラスとは、2枚のガラスを1枚に加工したもので、2枚のガラスの間に空気層を取り込んでいるため、断熱性に優れています。さらにオプションで防犯加工を選べることが多いのもステンドグラスの特徴で、防犯加工を付ければ、かなりの強度をもつことになり防犯対策にも役立ちます。

ステンドグラスにするデメリット

非常に魅力的なメリットが多いですが、ステンドグラスにはデメリットもあります。

専門的な技術が必要

ステンドグラスは、人の手によって作られた繊細なものになるので、DIYなどで取り付けることは不可能です。そのため、内窓として設置する場合は、プロの技術が必要になるでしょう。ただし、ステンドグラスの内窓を施工できる会社は限られるため、施工会社を見つけるのに苦労するかもしれません。

費用が高額

世界に一つしかないステンドグラスを設置しようとする場合、一般的な内窓を設置するよりもかなり高額になります。中には、量販されているステンドグラスもあるので、費用を抑えたいという方は、そのようなものを使用し費用を抑えるといいでしょう。ただし、本物のステンドグラスにこだわりたいという方は、ある程度の費用を用意しておく必要があります。

サイズに注意

ステンドグラスは設置できるサイズが決められています。縦200cm×横100cmを超えるものは、費用がさらに高くなります。そのため、ステンドグラスの内窓にする場合は、1種類のステンドグラスではなく、複数のステンドグラスを慣れべて設置することになると考えておくといいでしょう。

設置場所や時間帯で見え方が違う

ステンドグラスは、昼と夜、設置場所によって魅力がかなり変わってきます。例えば、昼間の晴れた日は多くの光がステンドグラスを通して入ってきますよね。そうすると、ステンドグラスの模様が部屋の中にきれいに映し出され、幻想的で魅力的な雰囲気にしてくれます。

しかし夜になると、ステンドグラスの魅力を全く感じることはできません。夜の場合は、家の中にいるよりも外から見る方が魅力的に見えるんです。このようなことからも、光が全く入ってこない場所にステンドグラスを設置しては、その魅力を味わうことは100%できないでしょう。

ステンドグラスが向いている場所

ステンドグラスは、太陽が差し込む場所に設置するのが一般的です。そのため、朝の光を楽しむなら東側に、日中に家で過ごすことが多いなら南側、夕方の西日にステンドグラスを堪能したいなら西側の窓に設置するのがいいでしょう。家の中がどのような設計になっているかによっても設置場所は変わってきますが、一般的には玄関やリビング、吹き抜け窓などに設置するのがいいでしょう。

また設置をおすすめできない場所としてあげられるのが水回りです。ステンドグラスの色つきガラスは、鉛で接合されているものが多いです。水回りに設置すると、その鉛が劣化してしまい、すぐに壊れてしまいます。また防犯対策として、ステンドグラスに鉄格子を付ける方もいますが、鉄格子はデザイン性を崩してしまうため、あまりおすすめできません。

設置にどのくらいの期間と費用がかかる?

最後に、内窓にステンドグラスを使用した際の施工日数や費用について解説していきます。

ステンドグラスは注文してから実際に取り付けられるまで、1ヶ月~2ヶ月必要になります。取り付け自体は1日で終わることがほとんどなので、必要日数のほとんどが、注文後のステンドグラスの製作に充てられます。もし量販されているステンドグラスであれば、注文してから1日〜2日で終わるでしょう。

費用については、デザインや大きさによって変わってきます。模様が細かくなればなるほど費用は高くなります。大きさとしては、50c㎡程度の小型でシンプルなデザインのものであれば3万円くらいのものから、1㎡であれば20万〜50万円前後は必要になってくるでしょう。この本体価格に、施工費用として平均3万〜4万円程度必要になります。

もし、施工場所が吹き抜けや足の届かない高い場所になると、足場を組まなければいけないので、さらに費用が掛かってきます。そのため、ある程度余裕を見て予算を組んでおくといいでしょう。

まとめ

この記事では、内窓・二重窓にステンドグラスを使用した場合のメリットや、施工期間と費用についても解説してきました。

お部屋をおしゃれで幻想的な演出をしてくれるとして、憧れを持たれる方が多いステンドグラス。美しいデザインで魅力的なことから、設置したいと考える方もいるでしょう。ただし、ステンドグラスにはデメリットもあるので、それを理解したうえで、設置した後に後悔しないようにすることが大切です。

ステンドグラスで世界に一つだけの自分の内窓を手に入れることができます。普段の暮らしを、ワンランク向上させてくれるステンドグラス。素敵で優雅な生活を送ってみたい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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